すべり症

背骨（脊柱）には「椎骨」と言う骨が積み木のように縦積みされています。
その椎骨が本来の位置から前後にズレてしまった状態をいいます。

椎骨がズレると腰の骨（腰椎）の形が崩れ、脊柱管という神経の通り道が狭くなり神経のを圧迫し症状がでます。

腰椎変性すべり症の症状は、腰部脊柱管狭窄症と同様に腰の痛み、坐骨神経痛（お尻の痛み・だるさ・脚の痛み・しびれ・脱力感）の症状がみられます。

また、ある程度の距離を歩くと、脚に痛みやしびれが出て歩けなくなり、前かがみになったり、しばらく休むと症状が消えて再び歩けるようになる間欠性跛行（かんけつせいはこう）が現れることもあります。
状態の進行度合いによっては手術が検討されます。

原因として大きく分けて

1. 変性すべり症：多くは加齢とともに椎間板や靭帯、関節など腰椎を固定している組織が変化を起こし、それに伴って腰椎の安定性が失われ、腰椎がズレれて（すべって）しまう。
2. 分離すべり症：子供の頃に激しいスポーツなどをしていて椎体の関節突起が疲労骨折をおこし、この部分が分離し、長年放置されてしまうと腰椎の安定性が失われズレて（すべって）しまう。

と考えられています。

厚生労働省の資料によると腰痛（坐骨神経痛も含む）の約85％がハッキリとした原因分からないと言われています。
また椎骨のズレ（すべり）やヘルニアなどの画像に異常があっても、腰痛で困っていない人もいて逆に、腰痛の経験があっても画像上は正常な場合もあるようです。
つまり画像上の異常が必ずしも症状と一致する訳ではないということです。

スギヤマ整骨院では、すべり症で変形のある所を施術するのではなく、骨格の基礎となる仙腸関節から症状・運動機能の回復をめざします。

仙腸関節➔脊椎（背骨）は、椎骨（ついこつ）という骨が積み木のように重なり仙骨（土台）に椎骨が縦積みに乗っている構造で、その仙骨（土台）を両側から挟み込むように仙腸関節があります。
その仙腸関節が、緩んだり、ズレてしまうと土台の不安定性を生み脊椎（背骨）が傾いてしまいます。
長年、脊柱（背骨）の傾いた状態が続き、その傾きを補うように徐々に骨（腰椎）の変形が起こり、すべってきたとも考えられます。

また仙腸関節の緩みやズレは、同時に股関節・膝関節・足首の関節の位置異常をおこしますので、腰痛をはじめ、臀部、太もも、膝、膝裏、ふくらはぎ、脛、足首、足裏の痛みや痺れといった坐骨神経痛を引き起こす要因になります。

人間が歩いたり動くためには、腰（仙腸関節）を含め股関節・膝関節・足首の関節が左右差がなく正常に動くことが重要です。

画像や痛み・症状の出ている箇所だけに注目せずに身体全体の動きとしてとらえてゆき、仙腸関節を基準に各関節を整え動ける体をめざします。

1度ズレてしまった関節は自然と元にの位置に戻るといったことはありませんので、マッサージなど対症療法では骨格の構造を変化させることは難しいです。

もし、何カ月も同じ治療や対処療法で改善が見られない場合は、当院にご相談いただければと思います。

当院では骨盤（仙腸関節）を中心に脚の各関節の僅かな緩み・歪みを見極め、バキバキ鳴らさない安全な施術法で、根本から改善に導きます。

当院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
院長の杉山　正です。

当院は、師から約10年間、教えを受けて培った施術法で『１人でも多くの方に施術法を知っていただき、何年もつらい症状で悩んでいる方のお役に立ちたい、今より楽に生活ができるようにサポートできないか』という思いで開院しました。

お身体の不調を発症する原因は、人体の基礎となる骨格（関節）の僅かな歪みが関係しています。
いつまでも元気に動ける体を作るためには、まずは関節が正常に動いていることが重要です。

一刻も早く不調から開放され健康な身体を取り戻すためには、その原因を的確に見つけ出し解消していくことが大切です。

あなたの症状を改善に導くため、当院は徹底したカウンセリングと検査で不調の原因を特定し、お身体の状態に合った施術を提案させていただきます。

はじめてのところは色々な不安があるとおもいますが、ホームページをご覧いただいて、その不安を少しでも解消できれば幸いです。

初めての方へ➔http://sugiyama-seikotuin.com/post-2860/

まずは、お気軽にご相談、お問い合わせください。

あなたのご来院を心よりお待ちしております。